【屏風】とは?
屏風と書いて「ひんぷん」と読みます。沖縄の伝統的な家には昔は必ずあったものです。
写真で見るとこちらです。
この敷地内にある壁です。一見邪魔に見えるこの「ひんぷん」は大きな意味をもっています。中国では塀風門があり、「ひんぷん」はその形式を沖縄化したものといわれています。
「ひんぷん」の役割
目隠しの役割
この役割は何となく沖縄でなくても分かる気がしますね。人通りが多いところに玄関などがあると外からの視線を遮りたいものです。
魔物除け
これは沖縄ならではの考えで悪霊・魔物を昔から「マジムン」と呼び、真っすぐにしか魔物は進めないと考えられていたので「ひんぷん」を作り玄関から魔物が真っすぐ入ってこないように、この「ひんぷん」で曲がり角を作りガードしていたそうです。
男女を入り口で振り分ける
家に入るときに性別によって「ひんぷん」の左右どちらから入るのかが決まっています。男性やお客さんは右側を通り「客間」へ。また女性は左側を通り「台所」へ入ったようです。このように、スムーズに目的の場所へ誘導するための役割もあります。
台風の風よけ
もちろん沖縄と言えば台風。いつどこから飛来物が来るか分かりませんし、突風そのものが既に凶器なんです。私の知り合いの沖縄の瓦屋さんに聞いたところ、ガチガチに漆喰で固めた家の棟瓦ですら風速70mの突風で普通に破壊されて飛ばされると(/ω\)昔の玄関ドアなど直風を受けたら壊れますね。
花ブロックの勧め
これまで話した「ひんぷん」ですが、写真で見ると完全に重々しい壁ですよね。特別美しいわけでもありません。そこで登場するのが私達の「花ブロック」です。こんな感じはいかがでしょうか?
あら素敵!!( *´艸`) まさにウルトラC!!(古っつ)
またこの屋根瓦も素敵です。私の見立てですとこの瓦はおそらくフランスの瓦でしょう。花ブロックとフランス瓦のこの最高の愛称!(^^)! フランス瓦在庫ございます。気になる方はこちらをご覧ください。
こちらも素敵ですね!
花ブロックにすることによりあのヒンプンがこんなにもイメージがかわります。一気にリゾート感溢れます。花ブロックの良い所はある程度風が抜けるため壁自体に突風の負荷が掛かりにくい所です。海外では花ブロックのことを「ブリーズブロック」と呼んでいます。意味は「そよ風ブロック」という意味です。
次回も沖縄でよく見る「あれ」のお話しです。では来週!
いかがでしたか?(株)クラスプラスでは、沖縄花ブロックの販売だけでなく、フランス瓦の販売もしています。また内装に使いやすい白くて塗装不要の輸入品の花ブロックも取り扱っています。埼玉県の一部では専門チームが施工も行っております。花ブロックの選び方から施工まで、お気軽にご相談ください。
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