私達の建材選びの理念
①「～風」「～調」であってはならない
世の中には当然のようにこの言葉があります。それは「本物ではありませんが、よろしければ…」と言っているような気がします。20年前に輸入住宅が爆発的に売れた時代がありました。その時も「南欧風住宅」と言っていました。当然その住宅で使われていたテラコッタタイルも「テラコッタ調タイル」と言っていました。瓦もそう「洋風瓦」でしたね。
本物のスペインテラコッタタイル↓
テラコッタ調磁器タイル↓
見た目も薄くて色むらも人工的なのが分かりますか？安くて施工も楽なのはよくわかりますが、初めて見た人にこれをスペインのテラコッタタイルと思って欲しくないと思います。
現地でも使っている輸入したフランス瓦↓
洋風瓦↓
どっちが良い悪いではありません。私達の役割は【その国の文化を伝える素材感のある本物の建材】を日本の皆様にお届けすることが仕事だと思っています。なのでまずは本物を見てもらって予算が合わない場合に「～風」をお勧めして欲しいと思います。
②地球環境に役立つもの・・・その１
輸入品ではありませんが前回、取り扱ってきた断熱塗料「ガイナ」があることをご紹介させていただきました。こんなにも毎年地球が暑くなってきています。フランス瓦を扱っていたため屋根にはご縁を感じていました。瓦には山が有るのでその中は空気層となっていて断熱の役割も果たしていましたが、全ての家が瓦ではありません。古民家は涼しいですよね？しかし最近の住宅はカラーベストが主流です（写真がカラーベスト）それは10～15年以内には再塗装が必要です。
再塗装しながら断熱ができるのが「ガイナ」です。光熱費（電気代）は実際20～30％も節減できます。そしてガイナには断熱するための特殊なセラミックビーズが入っているので紫外線の劣化から塗料迄も寿命を延ばします。通常塗料が１０～１５年ならガイナの寿命は20年以上と言われています。
屋根外壁塗装をすると総予算は平均的に１５０万は当たり前に掛かります。電気代を節約しながら次回の塗装工事まで１０年ほど先延ばしに出来ます。こんなに経済的で地球環境によい塗料なんです。
③地球環境に役立つもの・・・その２
私達は世界の文化を建材として輸入紹介してきましたが、ガイナを扱った約１５年前からやはり地球温暖化はかなり意識していました。これから選ぶ建材は少しでも環境に役立つものでなければならないと考えていました。そこで始まったのが【花ブロック】でした。花ブロックは南国の建材です。花ブロックについてはかなりの記事を掲載していますが、激しい台風から建物を守り、夏の陽射しを遮り、防犯上にもよく、見た目も美しいからです。
そして何より花ブロックはセメント製品で、焼物では無いので窯で焼くことも無いため熱エネルギを少ししか使いません。レンガや陶器・磁器タイルにくらべると二次製品としては省エネ建材と言えると思います。
更にはこれからセメントタイルも取り扱いを検討しています。花ブロック同様に更に熱エネルギーを使わない、素足で歩くとひんやり気持ちの良い商品です。お楽しみに(*^。^*)
いかがでしたか？私達が届ける建材とお問合せはこちらをご覧ください。
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