沖縄は、年間を通して温暖な気候ですが、日差しが強く、台風も頻繁に発生します。また海に囲まれた沖縄では塩害があることを忘れてはいけません。
これは沖縄に限らず、日本自体が島国なのですから沿岸地域で素材の選び方を間違えるとやはり塩害にあいます。塩害につきましてはこちらを参考にしてください。
そうなんです、なぜ花ブロックが沖縄に多く使われているか。建物に鉄部があると潮風で錆びてくるからです。花ブロックはセメント製ですので塩には強いのです。沖縄の住宅を見るとコンクリート住宅が多いのもこのような理由があるからです。
また沖縄の瓦、いわゆる琉球瓦は基本的に釘を使いません。沖縄の住宅はコンクリートの屋根が多いため、瓦はセメント(モルタル)で屋根にタイルを貼るように瓦を貼り付けるのです。そうすることにより台風で瓦が飛ばなくなるのです。
では、なぜ沖縄では花ブロックが多いのでしょうか?よく見るブロック塀では駄目なのでしょうか?まずコンクリートだから塩害に強いことは先程触れましたが、沖縄だから花ブロックにするその他の理由をあげてみましょう。
沖縄伝統の柄が花ブロックに生きている
沖縄伝統工芸品の織物の「花織」に使われている柄がモチーフになっているからなんです。詳しくは以前のブログこちらをご覧ください。
花ブロックだから風通しが良い
沖縄は暑いイメージがあると思いますが、真夏は陽射しは確かに厳しいですが意外にカラッと過ごしやすく気温としては33℃くらいが普通だと以前タクシーの運転手さんから聞きました。その理由は沖縄は南北に長く東西は短い島です。風はその短い上を抜けていくため湿度が低いのです。せっかくのこの風をブロック塀でふさいでしまうと、家の周りは暑くなります。だから花ブロックと沖縄はセットのようなものなんです。良くできていますね。
台風被害から敷地内にあるものを守ってくれる
沖縄の台風の凄さはすさまじいです。その強風で何が飛んでくるかわかりません。それら飛来物から外にとめている車や玄関扉などを守ってくれます。
防犯対策になる
ブロック塀でその裏側が表から見えない場合や、特にバルコニーの壁の内側など、壁が透けていないと誰かが侵入していても分からない場合がありますが花ブロックの向こうに侵入者がいれば程よく見えますので花ブロックは防犯対策にもなります。
白い花ブロックはお洒落でデザイン性も高く、遮熱効果がある
これは沖縄に限らずですが、最近日本全体が毎年暑くなっていますね。沖縄でも遮熱効果の高い白色が建物にも多く、それに合わせて花ブロックも白いお宅が多いです。コンクリート住宅だからこそ塗装しやすく、その塗料を遮熱塗料を使えば更に省エネに貢献します。弊社お勧めの遮熱塗料はこちら「ガイナ」です。参考にしてください。
デザイン性と機能性を兼ね備えた花ブロックは、沖縄のガーデンをより美しく、快適に彩ります。
(株)クラスプラスでは、花ブロックの販売だけでなく、埼玉県の専門チームが施工も行っております。花ブロックの選び方から施工まで、お気軽にご相談ください。
沖縄花ブロック外構用、輸入品の内装用花ブロックのカタログや見積りはこちらです
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